コロンビアでは、私たちが作る製品が環境に与える影響を管理するために、総合的なライフサイクルアプローチをとることを約束しています。これには、製品の寿命を延ばし、着用期間が終了した製品を埋め立てないようにすることも含まれます。米国環境保護庁によると、米国では衣類、靴、その他の繊維製品の84％が埋立地に運ばれており、これは年間270億ポンド以上、一人当たり年間81ポンドの繊維製品が廃棄されていることに相当します。

コロンビアは、米国内のすべてのブランドおよびアウトレット店舗で「RETHREADS」プログラムを開始しています。コロンビアの「RETHREADS」プログラムは、消費者が使用済みの衣類や靴を清潔で乾いた状態で、参加小売店舗に持ち込み、新たな命を吹き込むことを奨励するものです。
＊日本国内の店舗では現在実施しておりません。

コロンビアの各店舗にある「RETHREADS」用のボックスに入れられた衣服や靴は、繊維リサイクルソリューションプロバイダーの「I:CO」を通じて繊維処理施設に送られます。その後、製品は分類され、再加工され、再利用またはリサイクルされます。まだ着られるものは、中古市場を通じて新しい住処を見つけます。着られなくなったものは、クリーニングクロスなどの製品に再利用されたり、断熱材、カーペットの中敷き、おもちゃの詰め物、さらには新しい布地など、新しい製品の繊維にリサイクルされたりするのです。

私たちは、「I:CO」とパートナーシップを結ぶことで、回収された製品を次の人生へと導くことができるのです。「I:CO」は、世界有数の繊維リサイクルソリューションプロバイダーで、使用済みの衣類や靴を、再加工、再利用、リサイクルできる永遠のライフサイクルに保つことを目的としています。

コロンビアは、「RETHREADS」プログラムを通じて、埋立地に捨てられる衣料品や靴の量を大幅に削減する運動に参加し、材料資源の保全、二酸化炭素排出量の削減、地球と地域社会の再生に貢献しています。