報道の通り、大変残念ですが今回のミッションでは私たちの想いは届きませんでした。しかし、良い結果としては、コロンビアの独自テクノロジーはIM-2『アテナ』月着陸船の月への旅路の中で、宇宙の過酷な環境から確かに守ることができました。
2025年3月6日、月への着陸は残念ながら計画通りにはいきませんでした。まだ多くの人が成し遂げていないことに対するイノベーションと探求というものは、決して簡単ではないことを改めて実感します。
コロンビアは引き続き、業界・産業の壁を超えた、過酷な環境にも耐えうる我々の最新技術をテストするための取り組みを、前向きな気持ちで続けてまいります。また、宇宙レベルのテクノロジーを、地球で過ごす全ての人へ還元していきます。
コロンビアのテクノロジーが月へ戻ります。2024年に〈インテュイティブ・マシーンズ〉はIM-1の月着陸機『オディシアス』を月へ送り、50年越しで初の米宇宙船による月面着陸を成し遂げ、それにはコロンビアのオムニヒートインフィニティが使われました。IM-2の月着陸船『アテナ』は、中枢のシステムを宇宙の極限環境から保護するオムニシェイドサンディフレクターとオムニヒートインフィニティのテクノロジーのサポートのもと、探究を続けます。
IM-2ミッションはNASAのアルテミス月面探査計画の一部として、月面で人間が持続的に滞在できるようにするための基盤作りを助けます。より広義には、それは太陽系を完全に理解し、人類の進歩につながる知識を獲得するという願いによりかき立てられた、野心的な科学的探究の旅です。
コロンビアにとっては、それは探究と発見のためのまたとない機会であり、自社製品を改良し、その結果としてお客さまの生活を改善するテクノロジーの進歩と素材のイノベーションへと向かう道です。