アウトドア見識者の方に、キャンプを楽しむのにピッタリのSUVを教えてもらうレクチャー企画!さまざまなアウトドアのアクティビティに精通している「people showroom」代表の山田昭一さんが、おすすめ&乗りたいSUVをご紹介。
アウトドアでアクティビティを楽しみたいなら、やっぱりクルマがあると便利! とりわけキャンプ好きに人気なのが、走破性と積載力を兼ね備え、近年は燃費性能や利便性も高い“SUV(=Sport Utility Vehicle)”と呼ばれるスポーツ用多目的車です。今回はキャンプにぴったりなSUVをレクチャー! 相談役として迎えるのは、アウトドア全般に幅広い知識を持ち、キャンプへの造詣も深い「people showroom」代表の山田昭一さん。初心者におすすめ&自分も乗りたいと考えているSUVを厳選してご紹介します。山田昭一さんが選ぶ!キャンプにぴったりのおすすめSUV車
山田昭一さんはセレクトショップやアウトドアブランドでのPR経験を経て独立し、フリーランスでPR、ライティング、スタイリング、ブランドディレクションなど幅広く活動。2021年には、アウトドアに特化したショールーム「people showroom」を立ち上げました。プライベートでは渓流釣りと野営スタイルのキャンプを愛する生粋のアウトドアフリークの山田さんですが、意外にもクルマにハマり始めたのは最近!「僕は免許を取ったのがちょうど40歳なので、クルマに乗り始めたのはここ5年ぐらいの話です。クルマは元々好きで個人的に調べてはいたんですが、ずっと都内に住んでいて、これまではそれほど必要性を感じなかったところもあって。ただフリーランスになって初めてクルマを所有するようになり、今は行動範囲や遊び方が変わったなと思います。今回は自分が乗ってみたいSUVも含めて選んでみました」
【TOYOTA】YARIS CROSS(ヤリス クロス)
街中からアウトドアまで!価格&燃費&利便性などのバランスが◎ 街乗りからロングドライブ&アウトドアまで対応するSUVとして、2020年8月の販売開始からロングセラーを記録しているのが『ヤリス クロス』。一般的なSUVと比べてコンパクトかつ小回りが利くことや、100万円台で買えることなどを理由に、街乗りからアウトドア目的まで幅広い人気を呼んでいます。 「グレードが一番下のものだと新車でも200万を切るので、価格的に手が出しやすいのはまず魅力。あと国内のSUVの中でも、リッター30(km/L)以上と燃費がいいのもポイントです。ラゲッジルームは400L弱と家族でライトなキャンプへ行くのにちょうど良く、リアバンパーに足を出し入れすれば開くハンズフリーのバックドアなど、子どもを抱っこしているときなどに使いやすい機能もいいですね。あとは小回りが利くので、都内に住む人にとっては、通勤用としても使える利便性の高さがいいところかなと思います」▼INFO/画像提供
トヨタ自動車株式会社
https://toyota.jp/index.html
【MAZDA】CX-8(シーエックス・エイト)
最大7名が乗車可能なファミリーのための3列シートSUVの決定版! マツダのフラッグシップモデルとして、2017年12月から販売を開始した『CX-8』は、同メーカーで3列シートを採用している唯一のモデルです。最大7名が快適に乗車可能で、美しいプロポーションとインテリアの充実ぶりも魅力。ミニバン以外の選択肢をもたらしてくれるキャンプに最適な存在でしょう。 「CX-8はアウトドアブランドのカタログ撮りのときにお借りして、長野まで運転したときにすごく良くて。変わらず人気なので今回選びました。グレードによってディーゼルとガソリンが選べるし、あと一番いいのは3列シートなので、SUVですけどファミリーカーとして使えるところ。5年前ほどはSUVとファミリーカーは同意語ではなかったと思うので、それを可能にしたところは評価したいなって。あとルックスで言うと、グリルとかがギラついてないけど全体的に高級感があるのは個人的に好みですね」▼INFO/画像提供
マツダ株式会社
https://www.mazda.co.jp/
【SUZUKI】SPACIA GEAR(スペーシア ギア)
POPなカラーリング×アウトドア向き装備が人気の軽ハイトワゴン POPなフォルムが目を引く『スペーシア ギア』は、スペーシアの派生モデルとして2018年に誕生した、SUVデザインを採用した軽ハイトワゴンです。ウェアのように好みを選べる全9色のカラーリングが魅力。撥水加工を施したシート、荷下ろしが楽なラゲッジルームやスライドドアなど、アウトドア向きの装備を搭載しています。 「スペーシア ギアも撮影で一度借りたことがあるんですが、なんといっても見た目がかわいい。あとカラーバリエーションが全9色と豊富なので、女性のキャンパーさんで乗っている人も多いですね。スズキはやっぱりジムニーのイメージはありますが、それ以外でアウトドア向きってなるとスペーシア ギアがいいかなと。あと安全装備がいろいろと充実していたり、フロントガラスにメーターとかの情報がディスプレイで投影されたり、軽だけどすごくハイテクなんですよ。見た目のかわいさからは想像できない機能性の高さがいい」▼INFO/画像提供
スズキ株式会社
https://www.suzuki.co.jp/
【Jeep】Renegade(レネゲード)
洗練されたイメージ&都会も乗りやすいJeep初のスモールSUV アーバンサイズのボディにパワフルな4×4性能を凝縮した『レネゲード』は、ジープとして初のスモールSUV。タフで迫力のある印象の強いジープの中で、とりわけスポーティーかつ洗練されたイメージが特徴。街乗りをメインに考えつつ、週末にキャンプを楽しむ人などにはぴったりな一台でしょう。 「ジープは仕事でよく一緒になるカメラマンさんが乗っていて、僕もキャンプ場内で運転させてもらったことがあるんですが、一度は乗ってみたいなと思うクルマです。レネゲードは見た目がかわいくて、ジープの中ではどちらかというと街乗りにも適したSUVだと思いますが、僕の中ではいい意味でジープっぽくないヨーロッパ感があって好きですね。ハンドルのレスポンスとか操作性とかも滑らかですし、アウトドアだけではなく、都会でも乗りやすいスタイリッシュなSUVだなっていう印象で今回選びました」▼INFO/画像提供
Stellantisジャパン株式会社
https://www.jeep-japan.com/