コロンビアアンバサダーで登山ガイドの橋谷晃さんが、登山において“三種の神器”と呼ばれる「バックパック」「レインウェア」「登山靴」の選びかたを、初心者向けにレクチャー! 登山の際のレイヤリングのポイントや、+αのお役立ちアイテムも紹介します。
これから登山を始めようと思っているかたにとって、最初の悩みどころは「装備」。登山にはどのようなウェア&道具をまず買えばいいのか、実際に山に登ったことのない人にとっては、なかなかイメージがつきづらいものですよね。そこで今回は、コロンビアアンバサダーで登山ガイド・橋谷 晃さんに、登山において“三種の神器”と呼ばれる「バックパック」「レインウェア」「登山靴」の選びかたを、初心者向けにレクチャーしてもらいます。また、登山の際の気をつけたいレイヤリングのポイントや、+αのお役立ちアイテムも併せてご紹介!登山ではマスト!初心者必見の“三種の神器”の選びかた
橋谷晃さんは、山や自然の魅力を伝えるスクールやツアーを開催しているネイチュアリング・スクール「木風舎」の代表でありチーフガイド。テレビ番組などメディアへの出演、講演、イベント出演などで全国を飛び回り、新聞や雑誌などでも数多くの連載を持つ登山のプロフェッショナルです。今回は橋谷さんと「コロンビア サンシャインシティ アルパ店」を訪れ、実際にコロンビアのアイテムを見ながら、登山における“三種の神器”について初心者向けにレクチャーしてもらいます。
「登山では『バックパック』『レインウェア』『登山靴』を“三種の神器”と呼びます。これらは初心者にとって、まず最初に必要なもので、なおかつ性能の良し悪しが安全性や快適さに非常に大きく影響します。その選びかたで、山を好きになるかどうかが変わってくると言ってもいいぐらい、大事な3つなんです。また、その3つはちょっと値が張るものなので、その意味でも初心者のかたは慎重に選んでください」
ここからは、橋谷さんが“三種の神器”を選ぶときのポイントを、機能性を交えながらご紹介!
〈三種の神器〉①バックパック
「バックパックは『あなたが思っているよりも大きめのもので大丈夫ですよ』っていうのをまずお伝えしたいです。特に寒くなる時期には、防寒着を含めると容量はけっこう必要になるんですね。バックパックって実はある程度までは“大は小を兼ねる”ところがあって、コンプレッションベルトを引くことによって、荷物が下にだけ偏ることなく、全体に厚みが薄くなって、中身が少ないときでもバランス良く背負えます」 「アイテムを選ぶとしたら、『バークマウンテン32Lバックパック』の大きさほどのバックパックを、最初に買っていただいていいと思います。長く登山をやっている私でも、実は一番活躍するバックパックはこれなんですね。日帰りのハイキングから山小屋泊まりの登山まで、これひとつで全部行けます。どうしても大きく見えて抵抗があるかたは、『キャッスルロック25L バックパック』の容量くらいを選んでみてください。ハイキングぐらいでも、せめてこれくらいの容量は必要かと思います」〈三種の神器〉②レインウェア
「登山用のレインウェアは防水透湿素材が一般的なんですけど、防水透湿素材もいろいろな種類があるんですね。例えばコロンビアの『セカンドヒルジャケット』は、防水透湿性能が非常に高いのに、軽いんですよ。着ていてゴワゴワした感じのレインウェアと違って、着用感のストレスが非常に少ない。普通の防水透湿素材は3レイヤーですが、これはコロンビア独自の防水透湿機能・オムニテックを採用した2.75層の防水透湿ジャケットなので、通気性もいいんです。それにストレッチ性もあるのでストレスなく体を動かせます」 「パンツに関してですが、登山の際の動きやすさはパンツで顕著に現れます。『セカンドヒルレインパンツ』は履いていて足の上げ下げがものすごくスムーズ。どちらもコロンビアのレインウェアはタウンユースとして雨の日に着ても違和感のないデザインなので、買って損はないと思います」 「あとコロンビアのレインウェア全般に言えることですが、特にスチュワートトレイルジャケットはタウンユースとして雨の日に着ても違和感のないデザインなので、汎用性の高い使いかた向けだと思います」橋谷さんおすすめのPICK UPアイテム
『セカンドヒルジャケット』
<ウィメンズ>
『ウィメンズセカンドヒルジャケット』
『ウィメンズスチュワートトレイルジャケット』
『セカンドヒルレインパンツ』