キャラバンで行く、のんびり夫婦キャンプのメインはお酒♪

続いて、キャンプの楽しみ方や愛用＆お役立ちアイテムを紹介するのは、コロンビア大丸梅田店の村上さんです。前述の小野さんとは違い、ソロキャンプ経験はほぼないという村上さんはグループキャンプがメイン。特にアウトドア系の企業で働く旦那さんと、夫婦で行くキャンプをいつも楽しんでいるそうです。

▲コロンビア大丸梅田店・村上さん

「基本的にギアは、アウトドアのギアを扱う会社で働いている主人のものが多いです。中でも常に持っていくのは、コットというアウトドア用のベッド。着いたらまずクルマから下ろしたものを置けますし、テントの中に入れてベンチとしても使えます。それと外に出して、日中の昼寝や夜の睡眠用ベッドとしても使えるので、1日中活躍するアイテムですね。あとは、『マルチグリドル』という鉄板の調理器具もおすすめ。汚れがほぼつかないので洗いやすいですし、すごく軽いので女性も扱いやすいと思います」 村上さんご夫婦のキャンプでの楽しみは、なんといってもお酒！ ふたりともお酒が大好きなため、基本的にキャンプに行くときは泊まり前提で、向かう道中も含めてのんびり過ごすのが定番です。

▲外で食べるキャンプ飯は格別！

▲キャンプ中にクラフトコーラなどもキャンプの中で作って楽しんでいるそう。

「キャンプは1泊2日が多くて、その中でも夫婦で行く場合はふたりともお酒が大好きなので、やっぱりメインはお酒を楽しむこと！ 行った先々のお酒を楽しみたいので、基本的には向かう道中の酒屋さんやスーパーに行って地酒を買いますね。その点、お酒を美味しく飲むためのピッチャーや、カップなどは必ず持って行きます。中でも特に使っているのが、『サーモピッチャー』。炭酸も入れられる大きなピッチャーで、それにビールを入れると長時間、美味しく飲めるので愛用しています」
そして村上さんの愛車は、ベッドキットのついたキャラバン！ 昨年購入したばかりだそうですが、そこから何度もキャンプを重ねながら、自分たちなりの車中泊スタイルをつくっています。

「昨年の9月ぐらいにキャラバンを納車しまして、運転は基本的に主人がします。やっぱり積載量が一番の決め手で、載せっぱなしの荷物もありますが、そのまま車中泊もできますし、家族が増えたときのことも考えていきなり大きなクルマを選びました。2列目以降はフルフラットのベッドキットが入っていて、下の段に重たいギア、上には寝袋など軽めのアイテムを置ける感じです」 村上さんからもキャンプにおすすめのコロンビアアイテムを教えてもらいました。

「リラックス感を求めて楽ちんなスウェットなどを思い浮かべる方もいるかと思いますが、キャンプも登山ウェアを選ぶときと同じで『もしも』のために、“撥水・速乾・防汚”の機能を備えたアイテムがおすすめですね。『ヒューソンパークロングスリーブシャツ』は メンズ商品ですが、ポケットが豊富でベストまでいかない機能的なウェアとして気に入っていて、店舗でも私が着て女性のお客様にレコメンドしています。『エンジョイマウンテンライフソフトシェルパンツ』はフィッティングに余裕があるので、立ったり座ったりするキャンプにぴったりですし、これぞ機能的リラックスウェアという愛用商品です！」 村上さんからも最後に、キャンプ初心者の方に向けて等身大のアドバイスをもらいました。

「最初はラグジュアリーな雰囲気のキャンプに憧れて、SNSや写真映えするギアに手をつけたこともありましたが、実際に使用してみると組み立てが面倒だったり、持ち運びが大変だったりして使用頻度が減っていきました。結局は自宅用になるパターンで、面倒くさがりの私たち夫婦には合わなかったですね。キャンプでは、自分たちのスタイルや性格に合ったものを買うのがいいのかなと思います。ウェアに関しては、コロンビアのアイテムが機能的で使いやすいのでおすすめですが、それ以外だと濡らしてもすぐ乾くセームタオルをよく持っていきます。キャンプ場によっては炊事場で必ずしもお湯が出るとは限らないので、セームタオルを沸かしたお湯に浸して絞ったあと、蒸しタオルのようにして使うとGOOD。顔や身体を拭いたあと、テント内に干しておけばすぐ乾くので便利です。こういった、ちょっとしたお役立ちアイテムのアドバイスもできますので、店頭でお会いできた際にはぜひなんでも聞いてください！」

お気に入りのギアと快適なウェアで春キャンプへGO！

キャンプ初心者にとっては、何を買って、どう始めたらいいのかが最初の悩みどころ。ただし、今回の小野さんと村上さんがレクチャーしてくれたように、自分のしたいキャンプに合わせてギアをチョイスすることや、快適さをキープしてくれる機能的なウェアを身につけることが大事だということがわかりました。ぜひ今年の春夏は、あなたらしいスタイルとお気に入りのギア＆快適なウェアでキャンプを始めましょう！

Interview＆Text：ラスカル（NaNo.works）