『山登りはじめました』の著者で、コロンビアとのコラボ「ENJOY」シリーズの監修を手掛ける漫画家・鈴木ともこさんと、コロンビア アウトドアヴィレッジ店へGO! これから山登りを始めたい方向けに、はじめての登山ウェアの選び方をレクチャーします。
コロンビアとのコラボレーションで「ENJOY」シリーズの監修を手掛ける漫画家・エッセイストの鈴木ともこさんが、これから山登りを始めたい方に向けて、おすすめのアイテムや使用する上でのポイントをアドバイス。 今回は『コロンビア アウトドアヴィレッジ店』に訪れて、2022年の春夏&「ENJOY」シリーズの新作アイテムを実際に手に取りながらご紹介します。また、ともこさんが「ENJOY」という言葉に込めている想いについても聞きました。
▲今回訪問したのは、『コロンビア アウトドアヴィレッジ店』
「ENJOY」シリーズの監修・鈴木ともこさんとコロンビア アウトドアヴィレッジ店へ
まずはプロフィールをご紹介! 鈴木ともこさんは山や自然と触れ合う楽しさを親しみやすいタッチで表現したコミックエッセイ『山登りはじめました』シリーズが14万部突破のロングセラーに。元々は東京在住でしたが、山好きが高じて2011年に長野県・松本市に移住。その後は執筆活動に加えて、テレビ・雑誌・イベントなどを通して山の魅力を発信し、松本市観光大使にも就任しています。



山でも街でも安全・快適!春夏の新作&「ENJOY」コラボアイテム
向かったのは、約21,000㎡の敷地に有名アウトドアブランドの直営店がずらりと立ち並ぶ商業施設『モリパーク アウトドアヴィレッジ』内にある『コロンビア アウトドアヴィレッジ店』。広々と開放的な店内には、アウトドアを楽しむためのアイテムが充実。ここから山への第一歩がスタートです!ともこさんには、山で使えるおすすめアイテムをセレクトしてもらいながら、山登り初心者の方に向けて、選び方のポイントを教えてもらいました。




「トレッキングシューズの必須機能は、完全防水であること。また岩場などで滑りにくいソール。このシューズは足首を支えるミドルカットですがホールド感がきつすぎないので、ハイキングから本格登山まで使いやすいです。合わないシューズは足の負担になり、外反母趾などのトラブルの原因にもなるので、妥協せず自分の足に合うモノを選んでほしいです。私がカラーリングしたシューズは毎シーズン、自然の中で見つけた色をモチーフにしています。今季の明るいグレーは『雲のむこうにある光』をイメージしました。山の中では、自分の足元がよく目に入ります。そのとき、シューズから元気をもらえるといいなという願いも込めています。ぜひいろいろ試着して、自分の足と心が喜ぶシューズを見つけてください」

▲(左)『スティーンズピーク アウトドライ(販売終了した商品です)』 17,380円(税込)、(右)『メテオミッド3オムニテック』 15,180円(税込)※鈴木ともこさんコラボカラーは034 Pure Silver
次に紹介するのは、Tシャツなどのベースレイヤー。こちらも「ENJOY」シリーズの『ウィメンズハイクアンドライフショートスリーブTシャツ(販売終了した商品です)』で、着心地とシルエットにこだわったトレッキングTシャツです。


▲『ウィメンズハイクアンドライフショートスリーブTシャツ(販売終了した商品です)』 4,400円(税込)
そして山ではTシャツなどのベースレイヤーの上に着るミッドレイヤーも登山では重要です。「ENJOY」シリーズの『ウィメンズセカンドヒルロングスリーブシャツ(販売終了した商品です)』は、新たに超撥水・撥油機能を搭載! 背面のベンチレーションは風通しが良く、紫外線をブロックするUVカット機能も備えています。
「ミドルレイヤーは汗を逃しつつ、風や冷気を遮る防寒着としての役割があります。優先順位として最初は手持ちのウインドブレーカーやフリースでも大丈夫で、できるだけコンパクトで行動中にサッと脱着できるモノが重宝。このシャツは通気性がバツグンな上に、小雨や油汚れを弾く機能も! 背面にはベンチレーションがあり、バックパックを背負ったときもムレにくいです。紫外線をカットする素材なので、日差しの強い夏山に最適。シャツタイプのウインドブレーカーとして、コーディネートの幅を広げてくれます。袖まくりを固定するループも便利ですよ」

▲『ウィメンズセカンドヒルロングスリーブシャツ(販売終了した商品です)』 12,100円(税込)
続いてはアウター。チョイスした『ウィメンズセカンドヒルジャケット(販売終了した商品です)』は、コロンビア独自の防水透湿機能・オムニテックを備えたレインジャケットで、軽量かつ通気性も良く、さらに2wayストレッチ&腕部分の立体裁断がスムーズな動きをサポートします。加えて2022年モデルからは、ウィメンズモデルに背中のベンチレーションが装備されたことで通気性がさらにUP! “Dusty Green Multi”の明るいカラーリング×POPな切り返しのデザインは、着ることで「元気」を引き出してくれるでしょう。
「アウターは、雨や風、寒さから身を守るために重要で、初心者の方ほど機能がしっかりしたモノを選んだほうがいいと思います。最初はとりあえず安いモノで……と選びがちですが、もしそのウェアで山へ行き、悪天候の中で汗冷えなど不快な思いをしたら、山の印象が必要以上に悪くなってしまいますよね。ただし信頼できる機能と、自分が気に入ったデザインのアウターを選べば、たとえ悪天候でも前向きに歩ける……というのは、私の経験からもお伝えしたい。このジャケットはしなやかでストレッチが効いた生地なので、とても動きやすいです」

▲『ウィメンズセカンドヒルジャケット(販売終了した商品です)』 22,000円(税込)
急な天候の変化にもおすすめのアイテム

▲(左)『ポーラテックマイクロフリース FZ(販売終了した商品です)』 12,100円(税込)、(右)『マウンテンスピードフーディ(販売終了した商品です)』 18,700円(税込)
「パンツは、動きやすさと速乾性が重要で、さらに穿いたときのシルエットが好みかどうかも、自分の元気につながります。このパンツは機能もシルエットも私のイチオシ。パンツを探している方は、ぜひ試着してみてください。見た目ではわかりにくいですが、穿けばわかります! 薄手なのでハイキングから寒くない季節の登山まで快適。腰回りはゆとりがあり、足首に向かって細くなっているテーパード型は、下半身をスッキリと見せてくれます」

▲『ウィメンズライトキャニオンパンツ(販売終了した商品です)』 11,000円(税込)
加えてハットやバックパックなど、山登りをサポートしてくれるアイテムもご紹介します。『ピナクルロードハット(販売終了した商品です)』はアウトドアでもタウンユースでも似合う中折れハットで、脱着できるあごひもやサイズ調整できるベルトなどの機能面も含め、ともこさんのこだわりポイントが満載! さらに『バークマウンテン32Lバックパック(販売終了した商品です)』は、日帰り登山から山小屋泊まで対応する容量とギミックを備えているベーシックなモデルです。
「帽子は好みの形も違いますし、絶対に必要というものでもないですが、私は日除けとコーディネートのポイントとして山でも街でも愛用しています。これはナチュラルな風合いですが、吸湿速乾素材を使っているので、汗を逃してくれます。本体をぺしゃんこに畳むことができ、水洗いも可能。雪のない季節の山で活躍します。バックパックは、山小屋で1泊するときにちょうどいい容量。今は軽量でシンプルなモノなどがいろいろ出ていますが、最初はポケットがあったり、ジッパーで本体にアクセスできたり、腰ベルトで重さを支えられたりするベーシックなモデルが使いやすいと思います。経験を重ねると自分の山スタイルが見えてきて、バックパックに求める機能も変わってくるかもしれません」

▲『ピナクルロードハット(販売終了した商品です)』 5,390円(税込)、『バークマウンテン32Lバックパック(販売終了した商品です)』 12,980円(税込) ※鈴木ともこさんコラボカラーは361 Dusty Twill