青木 亮輔 さん
雨は、眠っていた生命力を
引き出してくれる気がする。
山では街の喧騒はもちろん、山麓の生活音も聞こえてきません。冬は鳥もいないので自然由来の音だけです。風の音、沢の水の流れ、そして雨音です。作業小屋のトタンを叩く雨音や、葉や地面を叩く音は心地いいですよね。
雨具越しに雨に打たれるのも好きです。何か眠っていた生命力を引き出してくれるような感覚になります。作業中、手はかじかみ足元も冷えてくるのですが、雨具で体は守られている感覚。でも少しずつ体力は奪われてくる時に眠っていた生命力的なものが湧き上がってくる瞬間があります。そしてその後、雨をしのげる場所に足を踏み入れて雨具を脱いだ時の安堵感は最高に気持ちがいいです。ただし、雨をしっかりと防いでくれる雨具がないと、ただのずぶ濡れでは辛いだけですね（笑）。
雨でもカラッと着れる快適性能ですね。
バイクツーリングでも風を通さないので、やたら着重ねないでも快適です。雨でもカラッと着れる快適性能ですね。山の中でも目立ち、視認性がよいので安全性を高めてくれます。トレッキング中も動きやすくごわつき感がありません。
Profile
1976年大阪生まれ。1999年東京農業大学農学部林学科卒。会社勤めを経て2001年に林業の世界へ。2006年、所属していた地元森林組合から仲間とともに独立。檜原村で東京チェンソーズを立ち上げる。森林整備事業や木材販売事業を中心に、「東京美林倶楽部」「森デリバリー」などの事業も展開。また、ホームページ、SNSなどの情報発信にも力を入れている。
檜原村木材産業協同組合代表理事、（一社）TOKYOWOOD普及協会理事、内閣府規制改革推進会議農林WG専門委員、東京未来ビジョン懇談会メンバー。
MESSAGE
あの人に聞いた雨の魅力