滝沢 守生 さん
今でも忘れることができない、
雨に濡れたパタゴニアの氷河。
雨で思い出すのは、パタゴニアの北部氷床にそびえる最高峰サンバレンチンに登りに行った時のこと。風の大地と聞いていたパタゴニアの氷河は、連日の雨に磨かれ、冷たい蒼白さに満ちていました。雨に闘争心を折られる、そんな毎日のなかで、雫に輝くカラファテの熟した実の美しさと、甘酸っぱさを今でも忘れることができません。
Outdry EX Lightweight Jacket
アイテムを見る雨露が浸み込む感じがしない。
袖を通した時の軽さが、まずは印象的でした。生地表面がつるりとしていて、生地自体に雨露が浸み込む感じがしない撥水性がグッド!ベンチレーション代わりにもなっている大型のハンドポケットは、地図を入れたり、行動食を入れたりと使いやすいです。
Profile
学生時代から長年にわたり、国内外で登山活動を展開。アルプスからヒマラヤ、パタゴニア、ニュージーランドなどの高峰登山をはじめ、写真家 白川義員氏の撮影助手として、南極に4カ月間にわたり滞在、極点到達や南極大陸最高峰にも登頂。その後、専門出版社である山と溪谷社に入社。「山と溪谷」、「Outdoor」、「ROCK&SNOW」などの雑誌や多くの書籍の編集に携わったのちに独立。(株)ヨンロクニを設立し、アウトドアカルチャーのニュースサイト『Akimama』を運営配信。また、媒体編集のみならず「キャンプよろず相談所」を主宰し、フジロックフェスティバルをはじめ、朝霧JAMやARABAKI ROCKFES、GO OUT CAMPなど、数多くのキャンプイベントの制作・運営も行なっている。コンサベーション アライアンス ジャパン(日本アウトドア環境保護基金)事務局長、全国「山の日」フォーラム運営事務局コーディネイターを務めている。
MESSAGE
あの人に聞いた雨の魅力