竪村 浩一 さん
晴れも曇りも雨も、僕にはすべて同じ、自然の営み。
川で活動する僕らにとって雨との関係はとても密接です。雨が降り川の水が増えれば、流れは激しくなります。下る速さも早く、距離も長くなり、ハイウォーターのラフティングが楽しめます。逆に雨が降らなければボートの底を擦るようなローウォーターのラフティングになってしまう時期もあります。
僕は普段、余程の雨じゃない限り傘をさしません。晴れる日もあれば、曇る日もあります。同じように雨の降る日もあります。僕に取っては全部同じ天気、自然の営みです。雨が降っている時にしか見えない景色があります。雨の匂いや雨音が好きです。
Outdry Extreme Reign Jacket
アイテムを見る長雨でもドライな状態を保つ、優秀なレインジャケット。
雨ははじく、冷たくならない、それでいて、蒸れない、動きやすい。この相反する機能を両立した素晴らしいウェアです。一般的なレインウェアの場合、ゴム引きのような厚手の生地は雨ははじくが、動きづらく中は蒸れやすい。動きやすさを優先すると生地は薄くなり防水機能は落ち、また中まで水分や冷たさが浸みてしまいます。その点、OUTDRY EXTREME(アウトドライエクストリーム)はどちらの機能も備えた数少ないウェアですね。表が常にドライな状態に保たれ、生地濡れによる冷えもウェア内へ伝わらず、長雨の中でもドライな状態を保つ優秀なレインジャケットです。
Profile
ラフティングやキャニオニング、カヌーなどのアウトドアツアーを催行する「ネイチャーナビゲーター」代表。コマーシャルラフティングツアーを日本に持ち込んだパイオニアでありラフティング界の第一人者。1988年にニュージーランドでリバーガイドになり91年に帰国後も、国内・外の多くの川に挑戦し、1994年からみなかみを拠点に活動。現在もガイドとして働く業界のレジェンド。
2006年からは急流救助の講習を開催し、警視庁、各県の消防学校でも講師を務め、今年開催される東京オリンピック2020ではカヌースラローム競技の安全主任を務める。
MESSAGE
あの人に聞いた雨の魅力