Keishi Tanaka さん
雨で情景が変わる、そういうところが好きです。
ライブの日はもちろん雨が降ってない方が良いですが、制作の時には窓の外が雨という景色は嫌いじゃないです。集中力が上がるような気がします。キャンプの時もそうですが、雨の日って物思いにふけるにはちょうど良いんじゃないでしょうか。物語を作りやすいってのもあります。雨が降ったり止んだりするだけで、情景が切り替わる。そういうところが好きです。
野外ライブでは、スタッフみんなに着て欲しい（笑）
あまり大げさじゃないのが良いです。シルエットもそうだし、軽くて摩擦音も少ない気がします。そういう意味で、アウトドアシーン以外でも着回せます。ツアーに出る時など、あまり傘をさしたくない時もあって、そういう時はこれ一枚で出かけます。
野外ライブの本番中は僕自身はあまり対処のしようがなく、身体が濡れる分には全然なんとも思いませんが、楽器や機材が濡れるとライブが止まってしまいます。それを死守してくれるスタッフには感謝しています。スタッフみんながこのジャケットを着れば良いと思っています（笑）。
Profile
ミュージシャン。作詞家。作曲家。Riddim Saunterを解散後、2012年よりソロ活動をスタート。『Fill』と『Alley』という2つのアルバムで、シンガーソングライターとしてバンド時代とは違う一面を見せる。2016年に3rdアルバム『What's A Trunk?』を発表。アルバムの他にも詩と写真で構成された6曲入りソングブック『夜の終わり』や、絵本『秘密の森』など、多様な作品をリリース。2019年に4thアルバム『BREATH』を完成。ライブハウスでのバンドセットから、ホールやBillboardでの11人編成ビッグバンド、小さなカフェでの弾き語りなど、場所や聴く人を限定しないスタイルで活躍。自主企画として[NEW KICKS]と[ROOMS]を不定期に開催。2017年4月に詩集『真夜中の魚』(シンコーミュージック・エンタテインメント)を発売。『ランドネ』(エイ出版)での連載は4年目に突入。
MESSAGE
あの人に聞いた雨の魅力