トレイルランナーを魅了する
世界最高峰のトレランレース
フランス東南部のシャモニーで毎年開催される「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」。ヨーロッパアルプス最高峰のモンブラン外周をメインコースとし、フランス、スイス、イタリアをまたぎながら山岳地帯を走るトレイルランレースだ。世界中のトレイルランナーの憧れの大会でもある。
メインレースのUTMBは、コース全長169.4km、累積標高差9889m、制限時間46時間30分という極めてハードなレースである。また、このUTMB以外にもハーフにあたるCCC、UTMBのコース外側を逆回りで巡るTDSなど、全5レースが同時開催される。トレイルランニングの大会としては世界最大の規模を誇り、開催期間の約一週間はコース沿いの各国・各地域はお祭りムードで大いに沸き上がる。
コロンビアは2015年よりこの大会のスポメインレースのUTMBは、コース全長169.4km、累積標高差9889m、制限時間46時間30分という極めてハードなレースである。また、このUTMB以外にもハーフにあたるCCC、UTMBのコース外側を逆回りで巡るTDSなど、全5レースが同時開催される。トレイルランニングの大会としては世界最大の規模を誇り、開催期間の約一週間はコース沿いの各国・各地域はお祭りムードで大いに沸き上がる。
コロンビアは2015年よりこの大会のスポンサーとなり、スタッフのウェアやシューズを数多く提供し、サポートを行っている。それと同時に契約しているトップアスリートの大会出場のバックアップにも力を注いでいる。
大会ロゴのデザインにはコロンビアのブランドネームがそのまま使われている。メインスポンサーとしての位置づけの高さを物語っていることがわかるだろう。そのためレースファンの間でコロンビアの認知度は高く、レース当日は多くの観客がコロンビアのウェアを着用しているのも特徴的な光景である。
モンブラン周辺の3か国を走破するタフなレース
初大会は2003年と歴史は浅いが、世界中のトレイルランナーを魅了するレースのひとつ。フランス東南部のシャモニーで毎年8月末に開催。標高4810mのモンブランを取り巻くフランス、スイス、イタリアにまたがる山岳地帯がコース。
野外フェスにおける
アウトドアウェアの必要性
毎年延べ12万人以上の観客でにぎわう日本最大規模のロックフェスティバル「フジロックフェスティバル」を、コロンビアがスポンサードし始めたのは2004年から。2017年で13年目を迎えた。会場となる苗場スキー場は雨が降ると足場も悪くなり、開催期にあたる7月下旬から8月上旬は降雨確率も高い。夏場とはいえ、雨に見舞われれば体温の低下もまぬがれない。つまり非常に過酷な自然環境のなかで行われているイベントなのである。
そうした厳しい条件下で対応できるアウトドアウェアの必要性を来場者に啓蒙する意味を込めて、長年にわたりコロンビアは本イベントのサポートを続けている。2006年からはコロンビア独自の防水透湿素材「オムニテック」を採用したスタッフジャケットを製作し、以来毎年全員に提供している。スタッフの身体をコロンビアのウェアが守り続けているのだ。こうした活動によって、フジロックフェスティバルに来場する観客のコロンビアをはじめとしたアウトドアウェアの着用は定着してきた。
野外フェスに参加する際は、本格のアウトドアウェアを着用すると安心かつ快適に楽しめる。この常識をいち早く広めたのは、他ならぬコロンビアともいえる。例えばさまざまなフェスでよく見かけるようになった防寒・防雨用のポンチョや長靴を普及させた先駆けでもある。
日本で最も有名なロックフェスの草分け
1997年にスタートした国内最大規模の野外音楽イベントであり日本のロックフェスの草分け。国内外200組以上のミュージシャンが参加。1999年より毎年7月下旬から8月上旬にかけて新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催されている。
過酷なレースのなかで
ウェアの性能を証明した
山、川、海など自然のフィールドのなかでラン、MTB、カヌーなど多種目のアウトドア競技をこなしながらタイムを競い合うアドベンチャーレース。そのなかでも肉体的・精神的に最も過酷と評されているレースが「エコチャレンジ」だ。世界中にあるアドベンチャーレースのなかでも知名度が高く、参加国数、参加人数でも世界最大級を誇る。
男女混合の4人1組のチームでエントリーし、500km以上の長距離移動を行うなか、チェックポイントを巡っていく。少ない睡眠時間と限られた食糧を強いられた環境でレースが行われるため、強靭な体力とともにストレスに打ち克つ精神力が要求される。さらにそこにチームメイト同士の人間ドラマが生まれ、レース展開は思わぬ方向に発展。まるでドキュメンタリードラマのような様相を呈する。
ファンや視聴者の興味をそそる大会ではあるものの、自然と対峙しながらノンストップで行われるため、映像メディアもなかなか追いかけきれないほどタフなレースなのだ。
コロンビアはこのアドベンチャーレースにも協賛し、1999年から2003年までイベント全体ならびに参加チームのサポートやウェア提供を行ってきた。極めてハードなレースのなかで着用されたコロンビアのウェアは、目まぐるしく移り変わる自然環境のなかでタフさを証明した。コロンビアのウェアにとっても最大のチャレンジだったのである。
人間力が試されるサバイバルレース
全米で高視聴率を記録した「サバイバー」のプロデューサー、マーク・バネットが1992年に創始したアドベンチャーレース。第1回大会はアメリカ・ユタ州で開催。毎年コースは変更された。現在はこの大会は行われていない。
ラリーファンの間に
ブランドの名を知らしめた
ワールドラリーチャンピオンシップことWRCは、世界16か国、全16戦にわたって開催される世界最高峰のラリー選手権。名実ともにF1グランプリに並び称されるモータースポーツファン最大のイベントである。
2004年シーズンには「ラリー・ジャパン」というイベント名を掲げて、北海道の帯広市で開催され、2007年まで同地が開催地に選ばれ続けた。2008年から2010年までは北海道の札幌市で行われ、日本開催が7年続いたのである。これを契機にコロンビアは大会のオフィシャルサプライヤーに名乗りを上げ(2004年~2006年まで協賛)、大会スタッフ向けのシャツやジャンパー、キャップなどを提供し、レースにかかわるスタッフをサポートしてきた。
レースが開催されるコース周りは過酷なアウトドアフィールドであることから、来場者用の販売ブースも会場に設置し、コロンビアのテクノロジーウェアのPRなども積極的に行ってきた。こうした活動によって世界中のモータースポーツファンの間にコロンビアの名が浸透したのである。
北海道帯広市で開催された1 年目のラリー・ジャパンでは、コロンビアのウェアを着用していた観客がほとんど見当たらなかったが、翌シーズンからは多くの観客のウェアにコロンビアのブランドロゴが見られるようになった。
F1に次ぐ歴史をもつラリー競技の最高峰
国際自動車連盟(FIA)が主催するラリーの世界選手権。1973年より始まり、毎年ヨーロッパを中心としてアフリカ、中南米などの各国で開催されている。北海道帯広市で開催されたラリー・ジャパンは約20万人もの観客が集まった。
独自の高機能ウェアで
スタッフの生命を守った
世界一過酷なモータースポーツ競技と称される「ダカール・ラリー」は、1979年から2008年まではフランスの首都パリからセネガルの首都ダカールまでの約1万2000kmを走ることからパリ・ダカールラリーとも呼ばれた。2009年からはアルゼンチンからチリを回るコースに変わり、2012年からはペルーを加えた3か国を通るルートに変更された。
ヨーロッパ‐アフリカを縦断するコースだった時代は、サハラ砂漠を通過するため、突然の砂嵐や雨、激しい寒暖差によって出場者の半数以上がリタイアすることも珍しくなかった。1982年の大会では、当時の英国首相サッチャーの息子がエントリーし、レース中に一時行方不明になるなど世間を騒がせたこともあった。1986年の大会では不幸にも6人の死者を出すなど、過酷さを裏付ける出来事が後を絶たなかった。近年コースが変更されても、厳しい環境下で行われるレースであることには依然変わりはない。
コロンビアは、いわば死と隣り合わせのハードなラリーにも10年間にわたり、オフィシャルサプライヤーとして参加。エントリーチームのトヨタの「チーム・ランドクルーザー・トヨタオートボデー」のサポートも行い、過酷な条件下に対応する機能性や耐久性に優れたウェアをスタッフに提供してきた。これらハイスペックなウェアが彼らの健康や安全の確保に寄与したことはいうまでもない。
約2週間におよぶ厳しい生き残りレース
1978年にフランスのオートバイレーサー、ティエリー・サビーヌによって創始されたクロスカントリラリーの大会。レース日程は約2週間。クロスカントリー車、バイク、トラックなど車両種によってレース部門が分かれて競われる。
史上最高の自転車レース
でチームを優勝に導いた
1903年に初めて開催され、2017年シーズンで104回目を迎えた歴史ある自転車の祭典「ツール・ド・フランス」。フランスを中心に周辺諸国(イギリス、イタリア、スペインなど)を舞台に行われるプロロードレースである。レース全長は約300km、21のステージ制で区切られたコースで競われる。総合優勝の他に、各ステージ優勝、山岳賞やスプリント賞などさまざまな勝負が繰り広げられる。総合優勝の選手は、栄えあるイエロージャージ「マイヨ・ジョーヌ」を着用する名誉を手にすることができる。プロロードレーサーにとっては夢の舞台だ。このレースは世界180か国以上でテレビ放送され、メディア全体の視聴者数は30億人を超え、路上観客数も1000万人にものぼる。スポーツ競技全体を見渡しても世界屈指の大会である。
コロンビアは2008年から2010年にかけて、「チーム・コロンビア・ハイロード」としてトップチームのスポンサーを務めてきた。2009年大会ではチームのエースであるマーク・カヴェンディッシュが、第2、3、10、11、19ステージに加え、最終のパリ・シャンゼリゼゴールの第21の全6ステージに勝利する快挙を成し遂げた。サイクルファンの間にもコロンビアの名が響き渡った瞬間だ。この時期を大きな節目としてコロンビアではサイクルウェアの製作にも力を入れ始め、サイクルファンからの支持も着実に集めてきた。
世界最大規模を誇る由緒あるロードレース
1903年の初開催以来、104年続いているプロロードレースの最高峰。フランス周辺諸国を舞台に毎年7月上旬から23日間の日程で行われる。コース全長約3300km、高低差2000m以上の険しいコースで、約20チーム以上が競い合う。